若杉

東京都社会人サッカーリーグ2部3ブロック　第12節

戦評

雨上がりの曇り空の下、若杉は残り3試合となったリーグ戦。
対戦相手のタイガーサッカークラブとは2度目の対戦。唯一の対戦である一昨年の開幕戦では、1-1の引き分けに終わっている。
若杉のキックオフで試合開始。サイドから攻撃を組み立てる若杉。5分にはCKを得ると、村田のボールをファーサイドで山﨑が折り返し、相馬がGKより先に触ってコースを変えて先制点を奪う。 若杉のペースで試合は進むが、追加点には結びつかない。徐々に相手に合わせて、ゲームがルーズになってゆく。攻めてはいるが、シュートも少なく追加点を奪えないままに前半を終える。
後半になると展開は一変する。運動量を上げてきた相手チームに対処しきれないでいると、後半7分には左サイドを突破され同点に追いつかれる。 お互いに次の1点を奪おうとゴールへ向かう攻撃が増え、次第に中盤を省略したカウンター合戦の様相を強める。GK高橋のファインセーブで失点こそないものの、攻撃陣がゴールを奪えずにスコアが動かない。 残り10分になると山﨑をFWに上げてパワープレーを試みるが、決勝点を奪うことができずに試合終了。