若杉

東京都社会人サッカーリーグ2部3ブロック　第6節

戦評

前日の暑さから一変、キックオフまでは丁度いい気温。風もなく絶好のサッカー日和。
対戦相手はアローレはきちたFC。3年連続3度目の対戦。過去2度の対戦はともに引き分け。昨年よりJリーグ参入を標榜し、元日本代表の野口幸司氏を監督に据え、開幕から5連勝中と絶好調。
アローレのキックオフで試合開始。キックオフ直後から若さと運動量で攻める気満々のアローレ。3分には左サイドを突破され、早くも失点。早々の得点に気を良くしたアローレの猛攻が始まる。 若杉の選手は相手の攻撃を凌ぎながら、ゲームプランを確実に実行する。15分を過ぎると落ち着きを取り戻し、セカンドボールを拾う回数が増え始める。19分には同点に追いつく。 相手陣内でインターセプトした望月がドリブルで持ち上がり、右サイドの一貴へパス。ピッチを横切るようにカットインから、晃己にボールが渡る。その後の混戦から晃己が押し込んで同点。 早く攻めたいアローレに対し、相手の攻撃を遅らせブロックを作って守る若杉。相手にシュートを打たせない守備とカウンターから主導権を握るも逆転することず、同点のまま前半終了。
後半になっても、試合の構図に変化はなし。相手の攻撃を凌ぎ、カウンターからチャンスを伺う。2度ネットを揺らしたが、オフサイドとGKチャージでゴールはならず。 スコアが動かないまま、後半アディショナルタイムに突入。時間は残りわずか、スローインからサイドを突破され、失点を許す。残り時間でパワープレイに出るが、追いつくことができずに試合終了。
惜しくも敗戦となった。次節はまたしても全勝中のSPERIO城北。この試合の悔しさをバネに勝利を勝ち取りたい。