ウィンズ

TCL　1部2部入替戦

戦評

リーグ戦終了から2ヶ月半。最終順位決定から2ヶ月弱。リーグ戦3位となったウィンズは1部8位のC.A.REAL TOKYO De Cuarentaと昇格を賭けた入れ替え戦に臨んだ。 昇格のためには勝たなければならない一戦。引き分けの場合は、昇降格なし。
対戦相手はC.A.REAL TOKYO De Cuarenta。元Jリーガーを多数擁する強豪。選手の能力ならば東京屈指のチームと昇降格をかけた一発勝負。
技術に勝る相手チームに主導権を握られることを想定して練習試合を重ねてきたウィンズは、慎重に試合に入る。 開始直後にはシニアとは思えないスピードを持つ相手SBに突破を許すが、事なきを得た。 しかし、一瞬の隙をつかれ失点してしまう。5分、ボールを繋いで攻撃に人数をかけようとしたときにボールを奪われ、ショートカウンターから失点。これで勝つには2点が必要になった。 相手のリズムで試合は進み、12分には中央突破を許し追加点を許してしまう。昇格には3点が必要になった。 ボールを奪っても、攻撃の糸口を見つけられず、守備に奔走したまま前半を終える。 後半に入ると、ロングボールを使って相手を下げようと試みる。この攻撃が功を奏し、自陣での時間を減らし、相手ゴールへと近づき、シュートへと持ち込めるようになる。 40分のCKでは1点を狙って攻めに入るが、逆にカウンターを受け、決定的な3点目を決められる。 残り20分、試合を終わらせようと引いた相手を攻め立てるが、奪った得点は菊間のPK1本のみ。 昇格を賭けた入替戦は、敗戦に終わった。
この結果、ウィンズは来年のTCL2部残留が決定。