ウィンズ

TCL-2　東京都シニアサッカーリーグ(O-40) 第9節

戦評

ウィンズは、前節の引き分けによって、自力での自動昇格がなくなった。この日の試合に勝てば、他力での自動昇格か入れ替え戦かが決定する、リーグ最終節。
対戦相手はトヨペットクラブ。シニアリーグが誕生した10数年前から付き合いのあるチーム。
引いて構える相手に対し、ウィンズは試合直後から攻め立てる。開始5分で2度の決定機を作り出す。前節は1点を奪うのに苦しんだが、この日は10分で先制。 左サイドでFKを得ると、ゴール前にロングボールを送る。奥田が相手と競りながら落としたボールに菊間が反応。フリーでボールを受けた菊間がサイドネットに決める。 17分にはPAすぐ外で得たFKを奥田が直接決めて追加点。2点リードで前半を終える。 後半になると、相手の運動量が落ち、前半よりも楽にボールを回せるようになる。2点リードに余裕を持って試合を進めるウィンズ。 サイドから、中央からと攻め込むが試合を決める3点目を奪うことはできなかったが、危なげなく時間を進める。後半GK新井がボールに触れたのは2回だけ。 追加点はならなかったものの、確実に試合を終わらせたウィンズが最終戦を勝利で飾った。
ウィンズは、勝点17(5勝2分2敗)の暫定2位でリーグ戦を終了。残り試合の結果次第で、2位になれば自動昇格、3位になれば1部8位チームとの入替戦に臨む。