若杉

戦評

若杉は2018シーズンの開幕戦。世代交代をし、多数のメンバーを入れ替えて臨む大切な試合。
対戦相手はRacing Club de Tokyo。リーグ戦では何度も戦っている相手。ベテランが多く、しぶとく勝点を手にするチームで、初戦の相手としては厄介なチーム。
若杉のキックオフで試合開始。ともに開幕戦の両チームは、手堅く試合に入る。5分には晃己がオープニングシュートを放つ。 上空の強い向かい風に苦しむも、徐々にリズムを掴んだ若杉は、地上戦でのサイド攻撃に活路を見出す。22分、今シーズン初ゴールは新加入の建登。 左サイド和也のスルーパスを相手GKの鼻先でさらい、ゴールに蹴りこむ。32分には追加点。左サイド建登からのセンタリングを晃己が中央で合わせる。 31分にミスから失点するが、直後の34分には3点目を奪う。左サイド深くまで攻め込んだ佐野のセンタリングに川上が頭で決める。 失点シーン以外は危なげなくゲームを進め、2点リードで前半を終える。
2点リードで気が緩んだのか、逆転を狙う相手に圧される時間が続く。一度緩んだ雰囲気を変えられないままゲームは進んでゆく。選手交代で打開を図るとすぐに追加点を奪う。 62分、中央から右サイドにポジションを移した和也が右サイドを走り抜けセンタリング。中央で晃己が合わせて待望の4点目。 66分には、CKのこぼれ球を惇樹が繋いだボールに梅津が足を伸ばしてシュート。リードを4点に広げる。 残り時間は、選手交代で全員をピッチに送り出し、うまく時間を使いながらゲームを終わらせる。
記憶にないほどの完勝で、開幕戦を勝利で飾った。
次節は4月8日にレッズランドでSFC東京と対戦。