若杉

戦評

若杉はリーグ戦第12節。試合会場は7年ぶりの私学事業団。3、4年前に新しくなったはずの人工芝は、使い込まれて硬くなってしまっている。
対戦相手はNTT DATA FC。暫定ながら、最下位のチーム。しかし、1勝すれば降格圏を脱出できるため、モチベーションは高いはず。
ピッチ状況を除けば、気温、風ともに絶好のサッカー日和。そんな日のリーグ戦は、若杉のキックオフで試合開始。 硬い人工芝とレフリーの不可解なジャッジに手こずる。相手のロングボールを跳ね返しても、ボールを前に運べず、中盤でのボールの奪い合いに終始する。 20分を過ぎると、ロングボールで相手DFラインの裏を取りチャンスを作れるようにはなるが、得点は奪えないまま前半を終える。
試合は勝負の後半へ。カウンターから2点を奪い勝利を手繰り寄せた。 先制点は後半8分。中盤で後からのボールを受けた吉田が左に持ち出しながら、右サイドの郡へ。 パスを受けた郡は右サイドを突破し、中央へグラウンダーのボールを送る。 ゴール前に走りこんだ小林がワントラップして相手GKを倒してから、ゴールへ流し込んだ。 57分にはまたもやカウンターから追加点を奪う。ロングボールを郡が収めてボールキープ。小林、吉田と繋いで左サイドを突破。 がーサイドでセンタリングを待ち受けた郡が決める。 残り時間、相手はロングボールを蹴りこみゴールへと向かってくるが、チーム全員で守りきり、クリーンシートで連敗を止めた。
次節は10月8日に稲城長峰ヴェルディフィールドでプログレッソ東京と対戦。